速読No.1の秘訣を伝授!
先日、日本速脳速読協会の定例研修がアスティ45でありました。
7~9月で行なわれた「速読甲子園」で見事全国1位に輝いた、函館の個人指導塾「個人指導Q」の笠木塾長による講演でした。
こちらの塾、子ども達の速読も全国トップ10入りを続出させていますが、
社会人のランキングでも、全国1位は惜しくも逃したものの、
1位から15位までに、なんと12人を占めたとんでもない塾です。
大人で、しかも受講者20数人のうち、
半数を全国のトップ15に入れてしまうなんて、
絶対その指導法に普通じゃない(!)何かがあるに違いない、
と普段から気になって仕方がなかった「Qさま」の指導法。
こりゃあ、もう話しを聞きにいかないわけにはいかないってんで、
日曜日にも関わらず、行ってまいりました。
子供中心の話しではありましたが、いろいろと興味深いことを、
講演とその後の懇親会とで聞くことができました。
最も印象に残っているのは子ども達を本気にさせること。
子ども達は、基本的にほぼ横並びの立場なので、
お互いに競い合わせて、本気にさせるというのが
Qの全国制覇の要因の1つとのこと。
一方、当センターに来られている大人はそういうわけにはいきません。
大人は、速読力を鍛えようとする動機もそれぞれ違えば
年齢や備わっている各種能力も差が大きい…。
他人と競うというのは、逆にモチベーションを下げることに
つながりかねない。
ですが、唯一大人が競いうる相手がいるとしたら、
それは、今の自分、前回の自分…。
笠木塾長は、先日世界最高得点を連発している
フィギュアスケートの羽生結弦くんの言葉を紹介しながら
「前回を必ず超える」という意識づけをする大切さを
協調していましたが、
センターの受講者の皆さんにも、それを少しずつ
伝えていきたいと思います。