右脳への刺激で速解力が高まる
「イメージトレーニング」というのをご存知ですよね?
成功する様子をイメージして
心技体の「心」を整えたり、鍛えたりすることで
運動効果を高めることができるので、
いろいろなスポーツで取り入れられています。
イメージトレーニングの効果があると言われるのは、
スポーツだけではありません。
ダイエットや面接、妊婦の出産など、
様々な場面で、イメージトレーニングは用いられています。
この「イメトレ」効果をもたらすのは、
人の脳の中でも「右脳」の働きによります。
右脳は、脳の中でもイメージ力や空間認知力をつかさどっていて、
これを刺激して鍛えることにより、
実際に運動したり、演技したり、実践したりするときの
ガイドとして影響していくのです。
読解速度を高める「速読」にも、
この「右脳」のイメージ力、
空間認知力が重要となってきます。
トレーニングを施し、従来の「黙読」から
「視読」への移行を図っていきますが、
この「視読」自体が、右脳の働きを使った読み方です。
書かれている文字を、イメージの中で音を介さずに
書かれている意味のイメージへと変換させていくのですから。
具体的なトレーニングでも、「右脳」を鍛える意図があるものが
いくつもあります。例えば、
脳力トレーニングの1つである「かぞえて」では、
ブロックが積み重なって見えない部分も含め、
ブロックの数を答えて回答します。
画面を見ながら、1つ1つのブロックを数えていくわけではなく、
まずは頭にイメージとして取り込んだ上で
それがいくつなのかを「感覚的に」答えていく訓練。
トレーニングを始めたばかりだと、やはりあまり右脳は使わずに
どうしても(左脳で)数えてしまいます。
「論理的に正しい答え」を求めてしまう自分を抜け出すのは
簡単ではありませんが、あなたの右脳がそんな縛りから
解放してくれて、速読力も飛躍をもたらします。
皆さんも、右脳を鍛えて自らの限界を超えてみませんか?
右脳が活性化した自分に出会えるかもしれませんよ。