シニアが鍛えるべき「記憶力」とは
「NHKためしてガッテン」で出した「科学のワザで脳から若返る。」というムック本を買いました。中に速読の記事が載っていると聞いたので。
速読について書かれたセクションを詠んだ上で、他の記事も読んでみると、興味深い内容がちらほら。
その1つが、「『記憶力は加齢とともに低下する』は思い込みだった!?」。
何それ?高齢になっても、記憶力は落ちないの??
ということで読んでいくと、「記憶力」というのも2種類あって、片方はやはり加齢と共に低下するものの、もう片方は低下しないし、むしろ高齢者の方が結果が良かったという研究もあるという。
まず、シニアの方が成績の良かったという記憶力というのは「覚える力」。つまり、「見たもの、聞いたものを自分の頭の中に入れる力」については、20代から60代にかけてほぼ変化がなく、東大生にもシニアが勝利したとのこと(!)。
ただし、この結果は「心理学テストを行います」という「魔法の言葉」をかけ、シニアたちの「思い込み」を排除することで出たものだったらしい。
通常は、自分たちの記憶力は落ちていると、シニア自身が自分に暗示をかけてしまって、それが結果に出てしまうようですね。
で、やっぱり加齢で落ちてしまう方の記憶力というのは、「思い出す力」。
人の名前が思い出せないとか、何かを取りに行ったのに何しに来たのか思い出せないとか…?
この「思い出す力」を鍛えて回復させることで、脳の若返りが計れるんだそうです。
当センターの脳力トレーニングにも、この思い出す力を鍛えるメニューがありますよ!!私がとっても苦手にしているやつです!笑
どうやって鍛えるかってのは、またの機会にでも書きますね。