「速読」にそもそも必要なのはこれ!
こんにちは、インストラクターのゆうこです。
最近、というか今年は雨が多くて、
日光をしっかり浴びたいと今更ながらに思っているのですが、
なかなか晴れてくれませんね。
さて、本を読み進める時に、「あ、この言葉の意味はなんだっけ…?」と思いつつも、
日本語は漢字でなんとなく意味が分かった気になったり、
前後の流れなどでたぶんこういう意味だろうなぁ、と
ある程度の予測で読んでいること、ありますよね?
気になった言葉でも、しっかりと意味を調べたりしない人も
多いのではないでしょうか?
「速読」のトレーニングでは、文字通り速く読む訓練をするのですが、
よく聞かれるのが「速読をすれば理解度が深まりますか?」という質問です。
これには、残念ながらノーと答えています。
(速読のトレーニングを幅広く考えるならば、イエスと言ってもいいのですが、
ここでは狭義での速読という立場で。)
ゆっくり読んで理解できない文章を、速読が理解させてくれるかというと、
そうではないからです。あくまでも、時間を使えば理解できるという文章を
素早く読解するための訓練が速読です。
では、文章の理解度を上げるにはどうしたらいいのか?
それは、「国語力」(言語運用能力)を上げること。
すなわち、単語熟語などの知識(語彙)を強化したり、
言葉をいかにつないで言わんとするメッセージを表現するか(文法)を
学んだりすることです。
国語力アップの1つ、語彙の強化にお薦めのメニューが
これまでの速読プログラムに加えられました。
それが「教科トレーニング」というメニュー!
内容的には小学生~中学受験程度なのですが、
やってみると意外に難しい…!><
出てくる問題は「慣用句」「四字熟語」などなど、
私も実際にやってみましたけど、こんな言葉初めて聞いたなぁ、
というものもありました。(うわっ、恥ずかしい💦)
問題例:クリックすると拡大表示されます↓
更に、この教科トレーニングには社会と理科もあります。
一見、全く関係なさそうな教科ですが、
読んでいる文章の時代背景やモノの仕組みを知っておくと
文章の理解がスムーズになり、その分読む速度もあがるんです。
本を一冊読むにも「全く何も知らない状態で読む」のと
「知識がある状態で読む」のでは理解度は結構違うんですよ~。
本を読んで、色々な事を知れば知るほど見解が広がります。
それが速く読む力にもなり、読む量を増やすことにつながります。
「強化トレーニング」、是非、教室で試してみてください♪