速読やっても学校の成績は上がらない!?
教室にお子さんを連れて速読のトレーニング体験にいらした保護者の方には、
はっきりと伝えています。
「学校の成績を上げるためにやるのではありません」と。
速読のトレーニングをすることによって、
学校の成績は上がるかもしれないし、上がらないかもしれない。
これは、球の速いピッチャーが最多勝投手になれるかもしれないし、
なれないかもしれないのと同じだと思っています。
球が速いことは十分最多勝ピッチャーになる1つの要素かもしれませんが、
それだけで最多勝を取れるわけではないですよね。
じゃ、なぜ速読のトレーニングをするのか?
それは、それが将来社会で「いきる力」の1つだと思っているから。
単に「速読」すなわち「文章を速く読む力」がということではなく、
速読トレーニングによって培われる
「手際よく作業を進める力」だったり、「高い生産性」だったりが
社会で活きてくる能力(活きる力)の1つであって、
それが子どもたちの社会を生き抜く原動力(生きる力)になっていくと思うから、です!
学校の成績ももちろん大事でしょうが、私はそれよりも、
そのさらに先にある「社会でいきる力」を重視していまして
それを鍛える教室をやりたいなと考えております。
ただ、そうは言っても、受講生たちの学校の成績も気になるし、
速読トレーニングで学校の成績が上がっていくのも
まったく不思議なことではない、
むしろ必然に近いくらいに思っているので
「なぁんだ、速読しても成績上がらないのか…」みたいに
いう人には、「ちょっと待って!」と言いたい(笑)
その辺のことは、また機会を改めて書きたいと思います。
では、今回はこの辺で。
※昨日のレッスンで、小学生3人(2年生・5年生・6年生)に
ちょろっと考えてもらった問題です。
↓この2つ、どう違う?
「ぶたはかぼちゃでパンをつくりました。」
「ぶたはかぼちゃのパンをつくりました。」