脳の活性化「読みたい本がたくさんあるが、時間がなくて手が出せない…」
「新聞はもとよりネット上の記事すら読む余裕がない…」
「資料を読むのに時間がかかり、仕事が遅い、進まない…」
「本の内容がしっかりと頭に入ってこないことがある…」
「読書が苦手で克服したい…」
「資格取得のための勉強が必要だ…」
「運動すると、ボールや人の動きに目がついていかない…」
「トレーニングを1人で続ける自信がない…」
「視力や記憶力、発想力に衰えを感じる…」
「今の自分の何かを変えて前進していきたい…」

もしも、こんな状況が当てはまるようなら、当教室で速読を始めてみませんか?

「速読」に興味はあってもこれまで第一歩を踏み出せなかった方、本やインターネットなどで挑戦してみたけど挫折してしまった方など、自分の中から見えてくる可能性に、わくわくできるかもしれません。

「おとな向け」速読講座の概要

小中高生向け講座については、こちらのページをご覧ください。

「斜め読み」や「飛ばし読み」とは違う!?

当センターでいう「速読」は、「普段と同じ感覚のまま、読む速度を上げること」です。「読む」時に必要となる様々な基礎力を鍛え、総合的に「読む」速度を上げていくトレーニングなので、内容の理解度や記憶力はこれまで通り落とさず、読書速度だけを引き上げていきます。ですので、キーワードを拾い集めて読んでいく『斜め読み』や『飛ばし読み』といった概略把握的な読み方とは違います。

トレーニングでは、イメージや空間認知、感性などをつかさどる、いわゆる「右脳」のはたらきに刺激を与えて活性化させ、「読む」ことに重要となるイメージ力や短期記憶、発想力・創造性など、様々な基礎力を向上させます。単に文章を早く読む「テクニックを学習」するのではありません

「文字」から「固まり」へ、「黙読」から「視読」へ

音読

文字をなぞりながら音読・黙読している状態。

視読

かたまりで視読する状態。

多くの人が読むのに時間がかかるのは、頭の中で1文字ずつ音声化する「黙読」をしているからです。これを、文章をかたまりで瞬間的に視野に入れ、同時に内容を理解していく「視読」に変えていくことで、「読み解く」速度が上がっていきます。

「視読」自体は決して珍しいこと・難しいことではなく、誰でも普段からやっていることです。たとえば、見知った人名や地名などが目に入った瞬間、その意味を理解しているのも、身近な「視読」の1つの例です。「速読」のトレーニングは、その「視読」レベルを引き上げるというイメージです。

読解力を高める

まずはこちらの問題を考えてみてください。

江戸時代の天皇と朝廷は、幕府に完全に統制され、財政的にも幕府に支えられていた。幕府は朝廷に3万石を与え、そのなかから皇族や公家は家格に応じた禄高を得ていた。

この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。

公家は(   )から家格に応じた禄高を得ていた。

■( )内に入るのは以下の選択肢のどれでしょうか。
①天皇 ②幕府 ③皇族 ④朝廷

引用:新井紀子著『AIに負けない子どもを育てる』(東洋経済新報社, 2019年)

正解は【④朝廷】です。正しく答えられたでしょうか?正解だとしても、いつもより時間がかかったりはしていませんか?

読み慣れない単語や文法が文章内に存在すると、止まってしまったり、読み飛ばしたり、「速く読む」ための妨げになる事があります。さらに、内容を自分なりに推測・補完をして読んでしまうことで、本来書いていない内容で解釈してしまい、「正しく読む」事も妨げられることになります。

「正しく読むため力」は「読解力」と言われ、読書は勿論、資料やメールの読み書き、人とのコミュニケーションにまで影響する力です。どんなに速く読む力がついても、正しい情報を取得できなければ意味がありません。

読解力というのはひたすら多くの文章を読めば身につく、というものではなく、意識して鍛えていく必要があります。

 

「速読トレーニング」で期待できる効果

業務の処理スピードがアップ!

料や議事録、メールなど、情報の処理スピードがアップし、仕事の効率化や能率アップが見込めます。ワークライフバランスを実現できたり、インプット(情報収集)の時間が減る分、生産性の高いアウトプット(創造・企画など)の時間を確保できます。

活字への抵抗が減るので、読書量が増える!

日々の生活のわずかな時間を利用して読書量を増やすことができ、増えた知識が文化人としてのライフクオリティを高めます。

豊かな発想がわいてくる!

トレーニングで右脳を刺激して活性化されるので、イメージ力・集中力・直観力が高まり、記憶力も強化されます。感情コントロールの向上も!

資格試験の学習に役立つ!

資格等の準備時に学習効率が上がるのに加え、本番の試験でも試験時間の使い方に余裕ができます。

運動能力の向上につながる!

視野(視幅・識幅)が広がり、動体視力が向上するので、アスリートのトレーニングとしても有効です。瞬間的な判断力も高まります。

認知症予防に!

様々な脳トレの刺激で脳内を活性化!記憶力・判断力・発想力など、年齢と共に低下する基礎力を維持します。

 

トレーニング内容

脳元来の特性を利用したトレーニング

「速読は特別な人だけができるようになる能力なのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、当センターの速読トレーニングは、脳が本来持っている2つの特性を利用したもので、誰にでも十分効果を期待できるものなのです。

その2つの特性とは…

可塑性とは、脳が外部からの刺激に柔軟に適応できる性質

汎化作用とは、ひとつの脳力が活性化すると、他の脳力も連鎖的に活性化していく性質

速読は、この「可塑性」「汎化作用」という2つの脳の特性を利用して、無理なく読める速度を高めていくためのトレーニングなのです。

 

「読書」と「読解」のバランスを重視

当センターでは、楽しく本や文章を読み進めるような時の読み方を「読書」、そのスピードを「読書速度」と呼んでいます。一方、試験などでは、長い問題文を読んだ上でその内容に関する問いに回答します。その場合、「読書」の時以上に問題文の論旨展開をしっかり意識しながら、内容を理解・記憶しながら読む必要がありますが、そのような読み方をして問題に回答するまでを「読解」、その速度を「読解速度」と呼んでいます。

 

「読書速度」を高めるトレーニング

トレーニングのポイントは、

●より広い範囲を捉える(視幅/識幅拡大)
●より素早くスムーズに視点を動かす(視点移動機能の向上)
●文字情報を素早く認識する(動体視力の向上)

の3点です。

「読解速度」を高めるトレーニング

「内容理解」を鍛えながら(解くトレーニング)、「情報を処理する能力」も高めます(脳力トレーニング)。ゲーム感覚で「右脳」を刺激していきます。この2つをバランスよく鍛えることで、理解度を維持しながら読む速度を高めていきます。

 

「読解力」を高めるトレーニング

【基礎的読解力】の向上を目指し、【語彙】、【文法】、【論理】の3分野に分けてトレーニングを行います。

 

トレーニングの「成果測定」

速読を1人でトレーニングしようとすると、中々成果が見えてこなくて挫折してしまう方が多いようです。当センターのトレーニングは、努力の成果を数値化して見えやすくすることで、「楽しい・続ける・出来る」のサイクルをもたらします。

各月に行われる「成果チェック」および「速読解力検定」でスコアの推移を測っていくほか、成績上位者のランキングや毎年開催される「スピードマスターズ」なども、受講生の動機づけにつながります。

速解力検定

受講システム(大学生・社会人など高卒以上の方向け)

通い方やスケジュールに合わせて、以下の4通りの受講方法よりお選びいただけます。

小中高生向け講座については、こちらのページをご覧ください。

マンツーマンで受講

1対1でインストラクターのアドバイスを受けながらトレーニングをおこないます。

正しい動きであるか、適正なトレーニングメニューであるか、など一人一人に合わせた丁寧で細やかなアドバイスでトレーニング効果を高めます。
適切なアドバイスがトレーニング効果を通常よりも早めることにもなります。

マンツーマンレッスンはリモート授業のみ
※レッスンの時間以外は無制限でトレーニングできます

教室のみで受講

教室でインストラクターにアドバイスを受けながらトレーニングしていきます。

インストラクターは受講生ごとに異なる課題を意識しながら、より効果的なトレーニング方法を指導します。
また、年に二度実施される「速解力検定」などで、トレーニング成果の推移や今後の目標などを把握し、モチベーション維持に繋げます。

教室とご自宅の両方で受講

教室での受講に加え、ご自宅でもトレーニングを行うことができます。
ご自宅では好きな時間に好きなだけトレーニングできますので、より効果的なトレーニングが期待できます。

ご自宅で受講

ご自宅が遠方で通うのが難しい方や、就業時間の都合で教室へ通いにくい方向けの受講方法です。
ご自宅で、ご自身のタイミングで好きなだけトレーニングをすることができます。

もしくは、自宅でプログラムを自由に受講されながら、月1回は教室に来られて、インストラクターにトレーニング成果を報告したり、インストラクターからのアドバイスを受けたりできます(おすすめですが、必須ではありません)。